Arikaina 2014/02 海南高校、甲子園へ[4]

"気持ち"でつかみ、
"気持ち"で挑む甲子園

海南高校グラウンドでの練習風景。野球部が使えるのは、ほぼ内野のみです。

 昨年は夏の甲子園に箕島高校が出場し、今回はお隣の市の海南高校が出場。

野球に力を入れる私立校が優位な時代にあって、県内では公立高校の復権が目立ってきています。

「和歌山は私立高少ないしね。たしかに智辯(和歌山)はひとつ抜けてるけど、それ以外はどっこいどっこいですよ(森本監督)」。

海南を率いて10年、向陽・耐久・貴志川と、ずっと公立高校で野球部監督を勤めて来た森本監督。

自身も現役時代を含め、甲子園出場は初めてです。

「みんなに言ってるのは、練習環境から何から、私立には全部負けてる。お前らのやる気だけが頼りや、と」
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Arikaina
2014/02号
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