Arikaina 2015/1 海南の銭湯[1]
寒い…そんな時
海南に残る、昔ながらの銭湯であったまろ

 厳しい寒さに見舞われている今年の冬。あったまりたい…そんな時、銭湯はいかが?

かつてより数は減ってしまったものの、海南市にはまだ昔ながらの銭湯が健在です。

宝湯

家風呂あっても入りに来る
「あったまる」「みんなで話できるさけ」

 「おおきに」帰る女性客に挨拶して、番台さんが今度は男湯の方に向かって声をかけます。「お父さん、お母さん帰るで」

海南市船尾の住宅街に残る「宝湯」。営業は15時からですが、今も営業前から、常連さんがお店の前で開くのを待っています。

家風呂のない人だけでなく、あっても「あったまりたい」と来る人も多いとか。

「大きな風呂だとぬくもるし、湯冷めしにくいさかいね(宝湯のご主人)」

「やっぱり、みんなで話できるさけ。阪神の試合ある時ら、ここでみんなで応援や。嫁さんは家の風呂入ってくれ言うてたけど、もう諦めたわ(笑)(同じく船尾で営業を続ける大正温泉の15年来の常連客さん)」
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Arikaina
2015/1号
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