毎年旧暦の1月8日、地区の人たちと、地区の数え3歳になる子どもたちがこのお堂に集まります。 堂に入ってからは、参加者は一切無言を貫く決まり。 お坊さんが子どもたちに水を付け、子どもたちを村の一員として認める儀式が粛々と行われます。 室町時代から続くとされ、この儀式自体も重要無形民俗文化財に指定されています。 少子化により「地区の子」と言っても、近年は地区を出た人が産んだ子が、親御さんのふるさとで儀式に参加する、という形が続いています。 粟生地区の人たちで作る保存会によると最近は参加する子どもの確保が難しくなっているものの、今年は6人と、近年にない位多くの子が参加する予定とか。 一切無言となっているものの、主役の子どもは途中で泣き出すことも多いこの儀式。 今年は久しぶりに、例年より少しにぎやかな?儀式が見られるかもしれません。 会場=有田川町粟生地区(有田インターから480号を東へ、約40分) Yahoo!地図で見る 問い合わせ=粟生のおも講と堂徒式保存会・海瀬さん TEL.0737・22・0402 前の記事 [3]紀美野町が広報誌で謝罪
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