Arikaina 2016/6 避難所の備蓄意外と少ない?[1]
県で1日分、市町村で1日分、住民は7日分!?
災害避難所の備蓄 置かれてる量は意外と少ない?

 「食べものがありません」「支援して下さい」

4月に発生した熊本地震では避難所に避難した人たちから、地震発生間もない頃からそうした声がツイッターなどのSNSで発信されていました。

いざという時に駆け込む避難所、食料や物資はどの程度備蓄されているものなのでしょうか?

広川町・広八幡神社に置かれている町の備蓄物資

要請に応じて配送
九州ではあちこちで機能せず

 食料などの備蓄物資について、県では災害時に3日分の備えが必要として「県で1日分、市町村で1日分、家庭で1日分」という基準を定めています。

これは国で決められているものではなく、和歌山県が独自に定めている基準。

県としての備蓄は普段は市町村の避難所には備蓄されずに県が独自に備蓄しており、災害時には市町村からの要請に応じ、避難所に配送されることになっています。

 しかし熊本地震では、相次ぐ地震により道路があちこちで寸断。

備蓄物資の配送にも大きな影響が出ていました。

「(物資の)配送ルートが決まっていても、道が途切れて、ということが多かったです(南阿蘇村役場)」

益城町で、道路が復旧しない状況を伝えるツイート
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Arikaina
2016/6号
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