Arikaina 2016/11 風力発電 東京で抗議活動[2]

きちんと言わない限り無くならない
被害訴える人たちのネットワークを


 中紀地方でも、旧下津町で「手がしびれる」有田川町で「騒音で眠れない」由良町では体調不良など、風力発電施設周辺の住民から様々な症状の訴えが出ており、中には耐えかねて風車の近くから引っ越す人も出ています。

「考える会」によると、他にも様々な地域から相談が寄せられているそうです。

「実際にはもっとあるのでは。特に低周波の問題は、何も感じない人は何も感じません。個人差が激しいので、相談するのも勇気の要ることだとは思います」

それでも声を上げてほしい、と松浦さんは言います。

「頭痛やめまい・気を失う・気分が悪いなどの不定愁訴。おかしいと思ったらぜひ相談を。きちんと言わない限り、被害者は無くならない。しんどい時はしんどいと言ってほしい」

今回の抗議では全国から被害を訴える人が集まりましたが、会では今後、被害を訴える人たちのネットワーク化に力を入れて行きたいとしています。
[5]続き
[6]前に戻る
(1) (2) (3)
次の記事 [4]跡地活用ワークショップ
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2016/11号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス