昭和49年、和歌山市のメリヤス工場で起こった問題以来、実に30年以上に渡って低周波と健康の問題に取り組んで来た和歌山市の医師・汐見文隆さん。 汐見さんは「考える会」の世話人も勤めていましたが、今年3月、92歳で亡くなりました。 死後に発行された遺稿集の中で、汐見さんはこう述べています。 「和歌山県の山村の一地区の、ただ一人だけかも知れない風力発電被害者の厳しい苦悩が、その根底に決して無視できない広がりの可能性を持っていることを忘れてはならない」 ※「考える会」では、風力発電施設による被害の相談を受け付けています。ご相談は松浦さん(TEL.073・451・5960)まで。 参考=環境省「風力発電施設から発生する騒音等の評価手法に関する検討会報告書(案)『風力発電施設から発生する騒音等への対応について』」 http://www.env.go.jp/ press/files/jp/ 103596.pdf 「医師・汐見文隆の行跡」 和歌山から公害をなくす市民のつどい刊 (1) (2) (3)
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