湯浅からノウハウ提供 幼虫は津木中学校から 「ほたるの園」は、湯浅で地域振興に取り組む団体「グリーンソサエティー」が開いていたもので、毎年5月に湯浅町・山田山の山中にて開催。 大量のほたるを育て、開園時には来園者の手や肩に止まりに来るほどほたるが飛び交うことで人気を博していました。 「お宿の会」から相談を受けた「グリーンソサエティー」では、龍神で飼育方法や、餌の調達方法などについて指導を行いました。 「技術的なこともそうやけど、とにかく言ったんは『愛情持たんとダメや』言うこと。わが子の様に育ててほしいと言って、(龍神の人たちは)凄く熱心に取り組まれてた(「グリーンソサエティー」メンバーの三ツ村貞範さん)」 「お宿の会」では湯浅のほか田辺のほたる団体にも協力を仰いで人口繁殖を続け、「がまの湯」では昨年50匹ほどの生育に成功。 広川町でほたるの保全活動を行っている津木中学校から幼虫の提供を受け、昨年〜今年にかけては約500匹の幼虫を生育。 6月に初めてほたるの鑑賞イベントを開催することになりました。 「どれくらい飛んでくれるか不安もありますが、継続して、またほたるが飛ぶ川に戻ってほしい(がまの湯)」 「続ければどんどん飛ぶようになっていきます(三ツ村さん)」'14年、安全性の面で湯浅町から指摘を受け閉園したほたるの園ですが、そのノウハウは別の場所で生き続けていくことになりそうです。 会場と問い合わせ=がまの湯(有田インターから22号線に入り金屋方面へ、徳田交差点から南に入って424号線を龍神方面へ直進35km。有田インターから約50分) Yahoo!地図で見る TEL.0739・77・0345 (1) (2) 前の記事 [3]鉄道公園 新車両続々
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