現時点での「日本最大出力」をはるかに上回る規模 事業名は「海南・紀の川風力発電事業(仮称)」。東京に本社を置く日本風力エネルギー(株)が主体となって事業を行うもので、事業範囲は紀の川市・紀美野町・海南市・有田川町にまたがる山間部に広がる広大なもの。 9月〜10月にかけ、各市・町の役場・役所で事業の環境配慮書の縦覧が行われています。 配慮書によると事業範囲に72基の風力発電機(風車)を設置し、最大出力は324メガワット(いずれも予定)。 今年2月に運転を開始した三重県の「新青山高原風力発電所」が出力80メガワットで「日本最大出力」と謳っており(*1)、計画されている発電所はそれをはるかに上回る規模になります。 日本風力エネルギー(株)によると、これから様々な調査を5年ほどかけて行い、その後建設に移るとしています。 住宅地まで500メートルで「音は聞こえない」? 東日本大震災以降、クリーンエネルギーとして県内でも急速に増加している風力発電施設。 しかし同時に施設周辺の住民からは、騒音で眠れない・体に異変を感じると言った訴えも相次いで来ました。 (1) (2)
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