厚労省「新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬『チキサゲビマブ及びシルガビマブ』の医療機関への配分について(www.mhlw.go.jp/content/000998599.pdf)」より
・抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者 8月末、新型コロナウイルスの新たな中和抗体薬「チキサゲビマブ及びシルガビマブ(販売名:エバシェルド筋注セット)」が特例承認されました。県薬務課によると、県内でもすでに投与が可能となっています。 コロナの発症抑制に関する効果が期待されており、特にワクチンの接種が推奨されない、免疫にかかわる病気などを持つ方に投与できるようになっている点が大きな特徴です。 「エバシェルド筋注セット」は、現在のところはコロナの発症抑制目的(ウイルスに曝露する前の投与)でのみ投与することが可能となっています。ただし同キットの添付文書では、「本剤はワクチンに置き換わるものではない」としています。 投与を受けるには対象となる医療機関に申し込む必要があり、厚労省では、かかりつけでない患者さんに対しても希望があれば対応するよう要望しています。費用は医療機関によりことなりますが、厚労省では医療機関に対し、3100円以下にするよう求めています。 ※記事の内容は11月7日時点のものです。 ▽有田・海南周辺の対象医療機関
海南医療センター
恵友病院
県立医大病院
日赤和歌山医療センター
ひだか病院
和歌浦病院 参考=厚労省「新型コロナウイルス治療薬の特例承認について」(www.mhlw.go.jp/content/11123000/000982472.pdf)/GemMed「コロナ新薬『エバシェルド筋注』を配分された医療機関、『かかりつけ以外の患者』にも適切に対応しなければならない—厚労省」(gemmed.ghc-j.com/?p=50412)/和歌山県「新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬(エバシェルド)について」(www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/050400/singatakorona/evusheld.html)
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