和歌山のフットサルを
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フットサルの中尾はやと選手が緊急帰国
和歌山で活動再開へ[2]

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「それまで和歌山では、フットサル自体がまだまだ全然、て感じやったんで。"地元愛“がすごく強いんで、好きなフットサルを和歌山でやりたかった」と中尾さん。2003年からは関西フットサルリーグに参加。しかし苦戦が続き、翌2004年にはリーグから降格。中尾さんは「azzurro」でのプレーと並行して、レベルアップを図るためアジアのフットサル強豪国・タイへの武者修行を敢行します。

ツテなし・アポなしで
タイで武者修行
和歌山初のプロ選手に!

なんのツテのないまま、2003年に初めて訪れたタイ。しかし中尾さんは持ち前の行動力で、フットサルのタイ代表チームの選手であるアヌーシャさんと会うことに成功。その後も一人、もしくは「azzurro」のメンバーを連れて何度かタイを訪れた中尾さん。ストリートでのプレーやタイの代表チームの練習に参加する内に実力を認められ、2006年、ついにタイのプロチーム「キャットテレコム」から契約のオファーが。中尾さんはタイに移り住み、和歌山県では初めて、それも海外のチームでプロのフットサル選手としてデビューを果たします。

その後ケガもあったものの、2シーズン目にはエースナンバーである背番号10番をつけるなどチームの中心選手として活躍。しかし今年、3年目のシーズンを目前にして椎間板ヘルニアを患い、開幕に間に合わせることは絶望的に。中尾さんは悩んだ末、帰国を決意。4月からは、中尾さんがプロになってから活動を休止していた「azzurro」を再開し、和歌山のリーグから上位リーグを目指してプレーします。

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有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2009/4号

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