和歌山のフットサルを
盛り上げたい!子供らに伝えたい!

フットサルの中尾はやと選手が緊急帰国
和歌山で活動再開へ[3]

[4]前ページから続く

別に2、3人でもかめへん。
ボールあったらOK
フットサルで子供らを支援

タイでの生活で、貧困層の子供たちの現状に衝撃を受けたという中尾さん。学校へ行けない子、エイズや銃撃で親を亡くした子、物乞いの子、夜遅くまで働く子…「都会なんはバンコクだけ。ちょっと離れたら、全く発展してないようなとこが多い。やりたいことをやれない、という子が凄く多い。日本でも、たくさんの人にそれを知ってほしい」

中尾さんは2007年、和歌山市でチャリティイベント「日タイ友好フットサル」を開催。プレーの披露やドリブル走などのイベントを行い、参加者にウェア等の寄付を募ったところ、予想をはるかに上回る何百着という服やズボンが集まりました。翌2008年、中尾さんはタイの施設で子供たちにこれらの品を寄贈。日本でも2回目の「日タイ友好フットサル」を開催しました。


タイの施設で、寄付品を
子供たちに渡す中尾さん。

「なんかしたい、って思ったし、フットサルはほんまは1チーム5人ですけど、別に2、3人でもいいんです。人数が少なくても、ボールさえあったらプレーできる。もっとも、そのボールすら満足に買えん子も多いんですが…」寄付品をタイへ運ぶ輸送費の工面など大変なこともあるものの、中尾さんは今年も「日タイ友好フットサル」を開催したいと考えています。

[3]次ページに続く


有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2009/4号

[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス