イベント続々!有田川町の"役所っぽくない"新施設 |
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「いわゆる役所っぽい感じと言いますか、そういうものを感じさせない施設にしたかった」と言う三角治センター長(町教育委員会)。館内では膨大な蔵書をカフェのドリンク(コーヒー、ラテほか)を楽しみながらゆったりと読めるほか、月代わりの展示イベントを開催。5月は、ロータスをはじめ昭和のオールドカーとバイクを多数展示しています。
またこの交流センターは工事前、近畿南部で初の発見となった青銅鏡や中に穴の空いたガラスの小玉、竪穴住居跡など、さまざまな考古学上の貴重な発見が相次ぎました。これらの発見から、古代に有田地方を支配した豪族がここに住んでいたと推測されており、周辺地域ではさらに大きな発見が期待されています。交流センターでは、現在は埋め戻されたこの竪穴住居跡を館内に再現。青銅鏡はもちろん、この地から出土した多くの品々を展示しています。