伝説の姫ゆかりの会式

中将姫来迎会式

ちゅうじょうひめらいごうえしき

約1200年前に都を追われ、現在の有田市雲雀(ひばり)山に移ったとされる中将姫(右大臣藤原豊成の娘)。雲雀山のふもとにある得生寺では、毎年5月14日に姫にちなんだ会式が行われています。

当日は地元の子供たちが黄金色の衣装と仮面を付け、姫を極楽に導いたとされる菩薩に扮し、境内に設けられた回廊を渡ります。昔から"嫁をとるなら糸我の会式"と言われるほど人の集まる会式として知られており、毎年大勢の見物客やカメラマンで賑わいを見せています。

また美人だったと伝えられる中将姫にちなみ、会式を拝んだ女性は美しくなるとの言い伝えも。会式に登場する菩薩は毎年寺の近くの小学生がつとめており、今年も約25名が参加します。

5月14日(木)

[問い合わせ]
得生寺
tel.0737・88・7110

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2009/5号


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