目標が変わることはありません!

経営危機の関西独立リーグ
紀州レンジャーズも協力を呼びかけ[1]

開幕から2か月にして、運営会社の撤退という大きなトラブルに見舞われた野球の関西独立リーグ。当初各チームに支払われる予定だった分配金が無くなり、チームの運営は非常に苦しくなっています。

和歌山から参加している紀州レンジャーズの竹中則行代表取締役は、「自分としては、観客動員が(開幕前に目標としていた)1試合あたり2000人に届かなくても、600人位でも運営していけると読んでおり、それ位の数字は出ていた。ただ、それも分配金があった上での話なので…」とチームの現状の厳しさを話しています。

試合は今後も当初の予定通り行われる予定で、紀州レンジャーズの代表を勤める元プロ野球選手の木村竹志さん(有田市出身)は「やめる事は全く考えていません。地域を、みんなを元気にしようと始めたリーグ。その目標は変わることはありません。新たなスポンサーを探すことが収入源の柱になると思いますが、地元の皆さんにもできればグラウンドに足を運んでいただき、ご協力をお願いしたい」と話しています。

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有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2009/6号

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