第2回 有田川町社会福祉大会

片手ピアノに思いをのせて
有田川町の佐々木さんが演奏とトーク[2]

左半身にまひが残り、一時は死にたいような気持ちになったり逆に頑張ろうと思ったり、気持ちの波が激しかったとか。「誰でも、悩みのある時ってそうやと思うんですけどね」ある時、障害のある人のピアノのコンサートで片手の演奏に驚いた佐々木さん。自ら教えてくれる人を探し、片手ピアノの演奏を始めます。脳梗塞の発症から1年ほど経ったころのことでした。「ピアノだけやないんですけど、他の障害のある人が何かをしているのを見たり、自分でもやったり、いろんな事が重なって、少しずつ前向きになっていけました」

現在は実家の「ササキのたまご」に戻り、家業を継いでいる佐々木さん。鶏の様子を見たり卵を配達したりと、忙しい日々を送っています。車も問題なく運転し、「しんどいのは爪を切ることくらい」とか。

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有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2009/9号

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