「裸苗押は基本的に声を上げて回るだけですが、舅などの役柄は台詞も多く、舞も覚えないといけないのでかなり練習が必要です。また舞自体も長丁場で結構ハードなので、ある程度若い人でないとできないんです(前回の御田舞で舅を演じた谷口さん)」現在、杉野原地区の人口は130人ほど。高齢化が進んでおり、40代以下の人は数えるほどしかいません。舞を続けるには、もう人数的にもギリギリです。「練習も大変ですが、プレッシャーがかなりあります。もし本番前に病気したりしても、誰か替わる人がいるわけではないので…(谷口さん)」

週3回、夜遅くまで練習
負担は大きい。でも

写真=御田舞
 杉野原地区では人口が少なくなると共に、御田舞の度に近隣の地区の人たちに協力を仰いで来ました。しかし今年は深刻な人手不足で、とうとう「裸苗押」の出演者を募集することに。

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Arikaina
2010/1号
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