Arikaina 2010/5 オークワも閉店[3]
どうなる「中心市街地」

 また今回のココ閉店は、主に商店街地域を対象として市が進めている中心市街地活性化の基本計画にも影響を与えそうです。

▼中心市街地活性化協議会とは

国の中心市街地活性化法に基づき、市街地ごとに作られるもの。

自治体の作成した中心市街地活性化の基本計画案を協議し、自治体はその協議を踏まえつつ計画を国に申請。計画が国に認定されれば、さまざまな支援を受けることができます。

海南市では平成20年12月に協議会を設置。協議会には県や市、商工会や商店街の代表、JRやバスなどの交通機関のほか、小売企業では唯一、オークワが参加しています。

海南市中心市街地活性化協議会で会長を務めている和歌山大学の大泉教授は「以前の協議会で、オークワはココの店舗は続けると仰っていました。

市から連絡はないが、今回の閉店が中心市街地へ与える影響は大きいはず。個人的には早期に協議会を開き、議論すべきだと思っています」と話しています。

市の企画財政課によると、中心市街地活性化基本計画の策定には、総額約840万円の予算が使われています。

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2010/5号
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