Arikaina 2012/11 浜口梧陵蔵書展[1]
浜口梧陵の蔵書展


 県立図書館では11月18日(日)まで、広川町出身の経営者・政治家である浜口梧陵の蔵書展を開催しています。

 江戸時代の安政南海地震の際、自宅の稲に火を放って津波から村人を誘導した「稲むらの火」の故事で知られる浜口梧陵。

昨年の東日本大震災の後、改めてその事蹟に注目が集まっています。

今回の展示では、浜口が生前に集めた蔵書や浜口を扱った書籍、144冊を展示。

蔵書は「全部で数千冊(県立図書館の担当者)」から状態の良いものを展示しており、

貝原益軒の「養生訓」や福澤諭吉の「世界國盡」、荻生徂徠の「鈴録」など、

自然科学から海外情勢まで幅広い分野に及び、梧陵の関心の多様さを伺わせるものになっています。
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Arikaina
2012/11号
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