土に還り、樹木となって命をつなぐ 維持費不要、檀家になる必要もなし 広川インターから車で20分ほど。のどかな田園地帯の中、小高い丘にあるしだれ桜の木。 ここ広源寺(こうげんじ)の樹木葬墓地では、既に30名ほどの方が眠っています。 「少なくとも月に1〜2件は生前予約の問い合わせがあります(住職の栗田利竜さん)」 栗田さんによると、この墓地を開いたのは5年前。 樹木葬はもともと岩手県で初まったもので、昨年、東京都が公立霊園で樹木葬墓地を開設したところ応募が殺到、一躍注目を集めました。 広源寺では、お骨は骨壺には入れずに埋葬。 いつしか土に還ったお骨は樹木という新しい命の礎となって生き、たとえ老木となっても、また根本から次の世代の木を育んでいきます。 [6]前に戻る (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
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