Arikaina 2013/9 世界自殺予防デー[3]
自殺に対する知識を持つ

しかし実際には「精神科を受診することを拒む人がいるのも事実です」

「心のサポートネット」では定期的に講座を開催し、自殺に関する知識を持つ人=ゲートキーパーを養成しています。

「いろんな年代・職業の方が来られます。身近で自殺のあった方も多いです」

自殺は、残された人たちにも大きな影響を与えます。

「一人の自殺者が出れば、6人が苦しむと言われています。そういう人たちを含めれば、自殺は、既に多くの人にとって身近なことになってしまっているんです」

和歌山県でも「わかちあいの会」という名で、周囲で自殺のあった方を対象にした会を開催しています。

肉親の方以外でも参加でき、1回の参加者は5〜6人。

『話したくないことは話さなくていい』というポリシーです。「一言言おうとしただけで、涙がぽろぽろ流れ話せない方もいます。

それぞれの思いを話すことで、孤立を防ぐことが目的です(県精神保健福祉センター)」
[5]続き
[6]前に戻る
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
次の記事 [4]旧ココビル、売却へ
前の記事 [3]CNNが和歌山を大プッシュ
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2013/9号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス