Arikaina 2014/04 海南の港に水門[2]
海南市の防波堤計画は平成21年度から10年間の長期に渡って計画されているもので、総事業費は250億円。

今年度は20億円の予算が付き、水門のほか、従来から進められている防波堤の工事が進められることになっています。

"目玉"の浮上式防波堤 今年度も見送り

 しかし、防波堤計画の目玉と言うべき浮上式防波堤については、今年も着工は見送られることになりました。

浮上式防波堤は普段は水中に沈み、津波の危険があると浮上して防波堤となるーーと言うもので、国交省によれば世界初となる新しい防波堤です。

しかし東日本大震災の後、国は南海・東南海地震の被害想定を変更。

従来よりもさらに被害想定が大きくなり、これにより浮上式防波堤も、従来の計画で想定被害に耐えられるのか、再度検証が行われることになりました。
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2014/04号
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