Arikaina 2014/6 海南市でまた断水[3]
 東にオホーツク海をのぞむ、北海道北見市。

'07年6月、ここで終結まで1週間を要するという大規模な断水が発生しました。

さらに、同年翌7月にも断水が発生。

市民は法的措置には出なかったものの、市に対して営業補償などの請求を求めました。

2年後の'09年に行われた市長選では、この損害賠償に応じることを公約にした小谷毎彦氏が市長に当選。

ところが当選後、小谷市長はこの公約を反故にし、補償断念を表明します。

「自然災害や、(市に)大きな過失が無ければ応じられない。当時はそういう話でした(北見市水道課)」

結局市民が受けることのできた「損害賠償」は、断水のあった月に日割りで水道代を減額してもらったのみ。

大規模かつ連続して起こった断水に対しても、結局「市は、その責めを負わな」かったのです。

3年前の断水時、海南市保健福祉センターで給水車に並ぶ市民。将来、こうした光景が頻繁に見られるようになるのでしょうか。

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Arikaina
2014/6号
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