Arikaina 2014/9 広川町防災マニュアル見直し[2]
意外に見られない?防災マニュアル

 台風、地震、土砂災害。震度いくつ以上なら参集する、市長や町長と連絡がとれない場合の指揮系統はどうなるのかーーどこの自治体でも、こうした防災マニュアルが用意されています。

しかし一般の町民・市民がその中身を知ろうとすると、記者が「マニュアルは?」と聞くと職員がテーブルからすぐ取り出し、「町民の方が希望されればお見せします」と話す紀美野町のような例もあるものの、

「初動マニュアルは、公表という形はとっていません(有田川町)」

「一般の方がご覧になるには、開示請求していただく必要があります(湯浅町)」

「公開していません(有田市)」

と、基本的には非公開という形をとっている自治体も少なくありません。

 災害時、自治体がどのように動くのか。広島でも、特に初動の面で注目された防災マニュアル。しかし一般の住民がその中身を知ることは、現状では簡単とは行かない場合も多いようです。
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