Arikaina 2014/11 アプリ開発に使われた基金に不正[3]
審査は委託先なしでOK
事業終了後も、特に審査はなし

 この基金は国がまず都道府県に補助金を出し、都道府県が市町村から出された事業内容を審査し、認められれば市町村に補助金が出るーーという仕組みになっています(都道府県が自ら行う事業にも使われます)。

和歌山県で事業内容の審査を担当した労働政策課によりますと、市町村から提出される事業内容には、民間企業に委託する場合でも、どのように委託するかについては全く審査の対象になっていなかったとのことです。

「事業内容については審査しますが、その事業をどこの会社に委託するか、入札はどうするか、と言ったことは各市町村の判断になります(県労働政策課)」

とのことで、委託方法や、どこの会社に委託するかといったことに関しては、全く白紙のままで審査が通っていたことになります。
[5]続き
[6]前に戻る
(1) (2) (3) (4)
次の記事 [4]生石のススキとヤギさん
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2014/11号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス