キロ6円が10倍に 組合「影響大きい」 「塗料かす」は漆器に塗料を吹き付ける際に、周囲に飛び散った塗料の固まり。そのままでは自然発火する恐れがあるため、捨てる際には産業廃棄物として処理する必要があります。 海南市では今まで、市のクリーンセンターでこの塗料かすを引き取って来ました。引き取り費はキロ6円。しかし民間の処理業者に頼めば、料金は一気に10倍ほどになると見られています。「もちろん、大きな影響があります(紀州漆器協同組合の田村専務理事)」 4月30日、黒江にある防災コミュニティセンターで開かれた海南市の市政懇談会。ここでも、漆器業者から市に対し支援を求める声が上がりました。「市もお金無いんは分かる。けどなんとか、少しでも補助をお願いしたい」 [6]前に戻る (1) (2) (3)
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