神戸市にあったこの家屋は、谷崎が関東大震災の後に移り住んだもの。 「痴人の愛」のヒロインの名をとって「ナオミの家」と呼ばれていました。 単に執筆の舞台となったのみならず、「痴人の愛」の作中には、この家屋を思わせる描写も登場します。 家屋は老朽化により取り壊されることになっていましたが、有田川町出身で兵庫県で建築業等を営む則岡宏牟さんが「文化的価値のある建物であり、無くなってしまうのは惜しい」と、自ら資金を拠出し出身地に移築。 11月に完成し、12月から毎週日曜日に一般公開されることになりました。 公開日には谷崎ファンらがボランティアで語り部を勤め、入場者に案内・解説を行います。 (1) (2) (3) 前の記事 [3]マイナンバーカードQ&A
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