Arikaina 2016/2 海南の射撃場 利用者大幅減[1]
立派に改修したのはいいものの…
海南市の射撃場 国体後、利用者が大幅減少

 昨年開催された紀の国わかやま国体に合わせて改修された、海南市高津にある「和歌山県ライフル射撃場」。
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しかし巨額の費用を投じて改修されたにも関わらず、ここ数カ月は毎月10〜20名ほどと、非常に少ない利用者数で推移しています。

県体育協会では「利用促進が課題」としていますが、減価償却の見通しも立たない状態になっています。

海南市高津の県ライフル射撃場

 県ライフル射撃場は、もともとは和歌山県で始めて開催された黒潮国体(昭和46年)に合わせて建設されたもの。

半世紀近くが経ち老朽化が進んでいましたが、昨年の国体に合わせ、2億5400万円をかけて改修。

ライフル射撃の会場として使用されました。施設を管理する県体育協会によると、国体前には本番に向けて練習する選手も多く見られたものの、国体終了後は利用者が大幅減。

昨年12月には1か月でわずか21名、今年1月はさらに減少し、1か月で11名しか利用者がありませんでした。

協会では「どう利用者を増やしていくかが課題」としていますが、改修費用の減価償却の見通しが立つにはほど遠い状態です。
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Arikaina
2016/2号
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