Arikaina 2016/2 海南の射撃場 利用者大幅減[3]
以前からあった、閉幕後を心配する声

 もともと日本では、競技人口が多いとは言い難い射撃競技。

湯浅町での射撃場建設計画が持ち上がっていたころ、県議会議員で県クレー射撃協会会長でもある井出益弘さんは、'09年12月の県議会でこう質問していました。

「土日、祭日はできるだけ大会を計画して近畿や全国から大会を誘致し、

(中略)利用者確保にも大変な努力を覚悟して取り組まなければ、この施設は後々運営していくことが不可能だと思います。(中略)

最低必要数の利用者数が不足の場合は、県として今後とも助成して頂かなかったら、運営は不可能だと考えます」

 こうした懸念が指摘されていたにも関わらず、当初計画の挫折後、紆余曲折の末に改修され、利用者が極端に少ない状態に陥っている県ライフル射撃場。

「無鉄砲」とも言える計画のブレのツケは、大きかったようです。
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Arikaina
2016/2号
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