これまでも何度か各地で展示されて来ましたが、この度ようやく全ての化石のクリーニング作業が終わり、県立自然博物館での展示が始まっています。 最終的には全身の50%ほどの化石が見つかり、博物館では今後も研究を進めると共に、化石の全身骨格の復元を目指したいとしています。
「ここから、ようやく研究のスタートですよ」発掘調査に携わって来た県立自然博物館の小原さんによると、クリーニングが終わったことで化石の調査が本格化。 モササウルスの中でもどの種類なのかの特定をはじめ、さまざまな研究を行っていくとのことです。 モササウルスの化石は欧米ではまとまった化石がいくつも発見されているものの、東アジアでこれだけの化石が見つかったのは初めて。 「欧米以外の地域のモササウルスがどのようなものだったかを考える上で、非常に貴重。 新種である可能性も十分あると思います(小原さん、以下カッコ内同じ)」 今回の展示の後、GWには大阪で、他にも博物館から貸し出しのオファーも来ているというモササウルスの化石。 夏には化石が発見された有田川町でも"里帰り展示"が行われる予定になっています。 (1) (2)
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