提案募集の中身も非公表 市、近く業者を選定へ 市では跡地活用の中身について、民間から提案募集を実施。 7月に締め切られましたが、市の広報等では特に告知されませんでした。 公募に応じた業者の数も、提案された中身も非公表のままです。 「提案の内容を見て、市で業者を選定します(市企画財政課)」 「話が性急過ぎる」 「可能な限り早急に」 こうした中、市民有志が「海南市役所跡地活用を考える会」を発足。 「進め方があまりにも性急過ぎます」等と市に申し入れを行いましたが、会によると市側は 「中心市街地の活力が低下している現在の状況を踏まえ、可能な限り早急に(中略)施設整備を行う必要があると考えている」と回答したとのことです。 速く完成させないと 補助金がもらえない? 海南市ではこの市役所跡地に加え、新設するこども園の整備費用を合わせて国に補助を求めています。 今年3月に開かれた海南市議会では、この補助金に関する質疑が相次ぎました。 「申請が認められるのは平成31年度中の工事完成が条件であります。(中略)非常にタイトな工期でもあります。 一刻の遅延も招かぬよう、まずは跡地活用事業者選定委員会設置は必須であります(米原耕司議員)」 「もし跡地活用に係る議案を先延ばしということになれば、当局から、計画期間内に完了できなければ(中略)補助金についても交付されないと聞いているとの答弁がありました(川崎一樹総務委員長)」 「こども園に関しては十数億円、また、図書館施設を含む市民交流施設については、今の概算では30億円余りということで、両事業を合わせてもマックス50億円ぐらいかかる大きな事業でございます。 (中略)これが平成27年度に決まり、(中略)この補助が現実に適用されなかったら、半分の二十数億円というのが飛んでしまうわけでございます(神出政巳市長)」 [6]前に戻る (1) (2) (3)
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