歴史の町か競艇の町か (一社)全国モーターボート競争施行者協議会が公表している資料によると、ボートピアの年間売上は泉佐野市で約43億円、五所市で約41億円(いずれも平成27年度)。 競艇全体の売上は長年に渡って減少傾向が続いていましたが、平成23年度からは増加に転じ、平成27年度には久しぶりに1兆円の大台に乗せています(注2)。 「(大阪の)住之江と聞けば、多くの人は競艇の町と想像するはず。 海南もそうなってしまわないか、それを懸念しています(岡さん)」 有間皇子の故事でも知られ、古くは時の上皇・法皇らが熊野詣での際に立ち寄り、人間界から神の住む土地(熊野)への入口と称された藤白。 昨年には藤白から有田へと続く紀伊路が、国の史跡にも指定されました。 今度は神の土地への入口ではなく、ギャンブルへの入口として知られる様になるのでしょうか。 (注1)第八条一 (注2)同協議会HP内・売上関係 http://www.motorboa tracing-association.jp /info/index.html (1) (2) (3)
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