きちんと言わない限り無くならない 被害訴える人たちのネットワークを 中紀地方でも、旧下津町で「手がしびれる」有田川町で「騒音で眠れない」由良町では体調不良など、風力発電施設周辺の住民から様々な症状の訴えが出ており、中には耐えかねて風車の近くから引っ越す人も出ています。 「考える会」によると、他にも様々な地域から相談が寄せられているそうです。 「実際にはもっとあるのでは。特に低周波の問題は、何も感じない人は何も感じません。個人差が激しいので、相談するのも勇気の要ることだとは思います」 それでも声を上げてほしい、と松浦さんは言います。 「頭痛やめまい・気を失う・気分が悪いなどの不定愁訴。おかしいと思ったらぜひ相談を。きちんと言わない限り、被害者は無くならない。しんどい時はしんどいと言ってほしい」 今回の抗議では全国から被害を訴える人が集まりましたが、会では今後、被害を訴える人たちのネットワーク化に力を入れて行きたいとしています。 [6]前に戻る (1) (2) (3)
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