Arikaina 2020/10 那賀病院、分娩を休止
那賀病院、9月で分娩を休止
 紀の川市(旧打田町)にある公立那賀病院が、9月で分娩を休止しました。

県内では有田市立病院も今年から分娩を中止しており、お産のできない公立病院が増加しています。

産科医支援制度もうけるも…
問いあわせ「年に1、2件」

 県医務課によると、産科医確保に向けて研修資金300万円・研究資金500万円といった資金貸与制度(ともに条件次第で返還免除)をもうけているものの、問い合わせは「年に1〜2件あれば(同課)」という状態とか。

公立病院では医師の給与は法令などで定まっており、給与を上乗せすることも難しいとのことです。

 県の支援制度のページによると、資金貸与対象の病院は8施設(橋本市民、ろうさい、日赤、医大、ひだか、紀南、くしもと町立、新宮市立)。

有田・海南では、お産ができるのは民間の2施設のみとなっています。

参考=和歌山県産婦人科医師募集・資金貸与制度
www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/050100/ishikakuho/iu/00/03/index.html
次の記事 [4]LINEで産科・小児科相談サービス
前の記事 [3]コロナマニュアル公開
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2020/10号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る