食べ物は?買い物はどうすれば?自宅療養になったらどうなる?1月からの新型コロナウイルスの感染拡大にともない、県内でもはじまった自宅療養。検査で陽性となった方だけでなく、濃厚接触者の方も一定期間待機することになります。自宅待機となった方には食料品や日用品の提供があるほか、支援活動をはじめる団体も現れています。 ※記事の内容は2月7日現在のものです。
少なくとも7日間は隔離
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県が自宅療養者向けに配布しているチラシのサンプル |
自宅療養になった場合、希望すれば県から水やトイレットペーパー・食料品といった、当面の生活に必要な物資を送ってもらうことができます。ただしどのようなものが送られるかは、「(あらかじめ)決まっています。必要最低限のものです(同課、カッコ内本紙)」。
また県では『自宅療養者向け相談ダイヤル』をもうけ、相談があれば買い物などの支援をするとしています。「マンパワーに限界はありますが、緊急に必要といったものがあれば(同課)」
こうした中、民間で支援活動をはじめるところも。海南市の子ども食堂「きうちこども食堂」では2月から、隔離などで外出できない方に食料品を届ける活動を開始しました。届けるものは日によって変わり、すでに豚汁やシフォンケーキなどを届けています。料金は無料で、完全にボランティアとしての活動です。「おいしいものを食べていただくことで、気持ちの上での支援にもなれば、と考えています(同食堂のよしださん)」
県健康推進課によると、ホテル(宿泊施設)での療養の場合は食事は部屋、もしくはフロアに配送。家族がホテルまで差し入れを持参することも可能とのことです。県では療養用として和歌山市内に2つ・田辺市に1つ宿泊施設を確保していますが、今後さらに増やすことも検討しているとのこと。
2月6日現在、県内ではホテル療養をふくむ待機者数は実に約4千人にも上っています。
▽きうちこども食堂からの支援を希望される方は、食堂のインスタグラム(www.instagram.com/kiuchi.kodomo/)からご連絡ください(インスタグラムで「きうちこども食堂」で検索)。海南市内の方が対象です。
参考=和歌山県「自宅療養中における健康管理(自宅療養中の方への配布チラシのサンプル)」(www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/covid19_d/fil/ryouyou_20220119.pdf)/厚生労働省「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」(www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00129.html)/和歌山県「令和4年2月6日報道提供資料」(www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/d00203387_d/fil/20220206press.pdf)/ホテル東横INNJR和歌山駅東口(www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00225.html)/和歌山県「新型コロナウイルス感染症患者の増加に伴う宿泊療養施設の利用開始について」(wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=34894)/和歌山県「新型コロナウイルス感染症患者の増加に伴う宿泊療養施設の利用開始について」(wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=34821)
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