初出時、八幡小学校の校名が「やわた」になっていました。正しくは「やはた」です。お詫びして訂正いたします。 2年前の一斉休校をはじめ、相次ぐ学級閉鎖や学年閉鎖など、学校の活動にも大きな影響が出ているこのコロナ禍。そんな中、有田地方のへき地にある3つの小学校がオンラインで交流会を行いました。 オンライン交流を行ったのは有田川町・旧清水町内の八幡(やはた)小学校と安諦(あで)小学校、広川町の津木小学校の3校。令和3年度の全校生徒数は、八幡小学校が55名/安諦小学校が6名/津木小学校が23名となっています。八幡小学校の校長先生によるとコロナ禍でなかなかつながりが持てない中、GIGAスクール構想でタブレットが配布されたこともあり「何か新しいことができないか」と、交流会が企画されたとのことです。 交流会は2月3日、各校の教室をZOOMでつないで行われました。当日は各校の生徒が中学年・低学年・高学年の順に1人ずつ自己紹介。さらにお互いの学校の紹介や意見の交換が行われ、各校の先生によると、生徒たちからは大変好評だったとのことです。 「(同じ町内の)安諦小学校とは交流の機会がありましたが、津木小学校とはまったく交流はありませんでした。自分たちとは違う児童会のとり組みを知ることができたり、今まで知らなかった子たちとつながることができた、というのが生徒に好評でした。オンラインを使えばお互いのことを知ることができるのというのは、お互いにとってメリットだったと思います(八幡小学校の校長先生)」 「普段とはまったく違う子たちと交流できたのが、すごく楽しかったようです。津木の子たちはちょっと恥ずかしがり屋なんですが、八幡や安諦の子はハキハキと自分で前に出てきたりして、子どもたちは『すごいなあ』と言っていました(笑)(津木小学校の教頭先生)」 3校のうちもっとも生徒数の少ない安諦小学校の校長先生は「(安諦小学校では)生徒が1人のクラスもありますが、自分の意見を発表しても、今のどうだったかですとか、反応がなかなかない。その分発表の機会は多いんですが、今回は同学年のほかの学校の子から感想や意見を言ってもらえたり、他校でのいろんな取り組みを聞けたことが刺激になっていたようです」と話していました。 オンライン交流会は、来年度も続けられる予定。八幡小学校の校長先生は「同じ学年同士で学習の交流会といったことも考えたい。ひとクラスの人数が少ないので、一緒に授業できればいいんじゃないかと」と話しています。 次の記事 [4]3月の献血日程 前の記事 [3]献血バス会場確保に苦慮
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