Arikaina 2022/7 4回目、7〜8月ピークに
3回目も9月末まで接種可能

コロナワクチン4回目 7〜8月に対象となる方がピークに


 3回目接種がほぼ終了し、4回目接種が進むコロナワクチン。

有田・海南でも7〜8月には接種対象となる方の数がピークを迎え、接種も本格化するとみられています。ただ3回目の接種に比べると、4回目の予約はやや出足が悪いところもあるようです。

※記事の内容は7月5日時点のものです。

 3回目の接種は有田・海南ではどの市・町でも、5月末には70%前後の接種率に到達しました。ただ6月はどの市・町でも数%の上昇に止まっており、「パラパラと予約はありますが…(有田市のワクチン接種推進室)」といった状態で、3回目はほぼ終了という感じのようです。

3回目から5か月、7〜8月ピークに
ただし接種は9月末まで

 4回目の接種で対象となるのは60歳以上の方と、18〜59歳で基礎疾患をお持ちの方など。3回目の接種から5か月を経過しないと、接種できないようになっています。有田・海南の各担当課に聞いたところ、5か月が経過して接種できるようになる方がもっとも多くなるのは7〜8月とのことです。

 しかし4回目の接種ができる期間は9月末までとなっており、8月末に接種できるようになる方の場合、接種できる期間は1か月ほどしかないことになります。3回目が遅かった方は、4回目の接種は早めに予約しておいた方がいいのかもしれません。なお3回目の接種も、接種できる期間は9月末までとなっています。

4回目の予約、やや低調か

 有田・海南でも、3回目から5か月が経った方を対象とした4回目の接種券の発送がはじまっています。予約はまだはじまって間もないところも多く、有田・海南の各市・町では未集計のところが多いものの、「3回目のときと比べると少ない」といった声が目立ちました。

唯一数字を出していた広川町によると、4回目の接種券を発送した方のうち、予約した方は28・2%に止まっているとのことです。

ノババックス社のワクチン
有田でも接種を実施

 4月に承認されたノババックス社のワクチン。有田・海南でも、紀美野町以外の市・町では接種希望を受け付けています。

同社のワクチンは1本で10回分となっており、有田川町の担当者によると有田の1市3町で希望者が10人集まり、7月はじめに同町で接種が行われたとのこと。海南市でも問い合わせはあり、接種を行う予定とのことです。


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