「和歌山に熱狂を!」新しいサッカークラブ「FC KISHU」が有田に誕生[1]「和歌山からJリーグを目指す」クラブと言えば、アルテリーヴォ和歌山(以下アルテリーヴォ)。しかしこの春、有田からもうひとつ、Jリーグを目指すサッカークラブ「FC KISHU」が誕生します。代表をつとめるのはアルテリーヴォの前監督で、有田市出身の北口雄一さん。「和歌山にJリーグのクラブをつくり、熱狂をもたらしたい」と話しています。
代表は有田市出身で、アルテリーヴォの前監督北口さんは'88年生まれの36歳。有田市で現在も活動している少年少女サッカーチーム「箕島ベルカーノ」の一期生です。箕島中学校〜ミラグロッソ海南〜海南高校〜京都外国語大学とサッカーを続けました。小さいころからアルゼンチンのサッカーにあこがれ、アルゼンチンに留学もされています。 '10年からは京都外国語大学でコーチ。'16年からは関西学生選抜コーチをつとめ、'20年からアルテリーヴォの監督に。'22年からはセレッソ大阪和歌山Uー15コーチをつとめていましたが、ご本人によると、今後は「FC KISHU」に専念されるとのことです。 クラブは3月、初島に新しくオープンする「えみくるフィールド」をホームとして活動します。実は北口さんのご実家はもともとこのフィールドのところにあり、ここができると聞いたことも、クラブを立ち上げようと思ったきっかけのひとつだそうです。 クラブはまず今年、Uー15のチームを立ち上げます。1月28日には海南市で説明会が開催され、21人の子どもたちが参加しました。説明会によると、Uー15のチームは週3〜4日活動。月に1回程度は講習会を開き、メンタルトレーニングや語学、リーダーシップなどについて学ぶとしています。
和歌山にJのクラブ
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