Arikaina 2025/8 湯浅町のふるさと納税で偽装が発覚[1]
これから寄付少なくなるかも?

町外産の「まりひめ」などが町内産に 湯浅町のふるさと納税で偽装が発覚[1]


 湯浅町は7月、ふるさと納税の返礼品で、町外産の「ポンカン」や「まりひめ」を町内産としてあつかう「不適正表示」があったと発表しました。ふるさと納税ではこうした産地偽装が相次いでおり、これがきっかけでふるさと納税の制度から除外されたり、納税額が大きく減少した自治体もあります。今年度、湯浅町は町の歳入(収入)の1/4近くがふるさと納税によるものとなっており、今後の展開次第では、町の運営にも影響を与える可能性もありそうです。

※記事の内容は8月6日現在のものです。


町外産が送られた人「すべては分からない」
返金対応もまだ未定

湯浅町のふるさと納税特設サイト

 湯浅町の発表によると、産地偽装があったのは有田市に本社を置く「(株)日本グルメ市場(以下グルメ市場)」がとりあつかっていた分。今年3月、同社が長野県須坂(すざか)市であつかっていた返礼品で産地偽装が発覚し、その後の調査で、湯浅町の返礼品でも不適正表示が見つかったとのことです。

 不適正表示があったのは約1200件・2000万円分の返礼品。ほとんどがいちごの「まりひめ」です。湯浅町のふるさと振興課によると、該当する返礼品がどの寄付をした方に送られたのか、すべては把握できていないとのこと。寄付をした方から返金の申し出があれば受けるかどうかも、「寄付なので税金のこともからんでくるので、国にも問いあわせているが、今のところ必ず返せるとはお答えしかねます(同課)」とのことです。

 なおふるさと納税では近隣の市区町村で共通の返礼品をあつかうこともできますが、同課によると、今回問題が発覚したものはそうした共通の返礼品ではなかったとのことです。


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