Arikaina 2025/8 湯浅町のふるさと納税で偽装が発覚[3]
これから寄付少なくなるかも?

町外産の「まりひめ」などが町内産に 湯浅町のふるさと納税で偽装が発覚[3]


ふるさと納税で相次ぐ産地偽装
偽装発覚後、寄付が減少した自治体も

 総務省が7月に公表した資料によると、昨年度のふるさと納税の受入総額は約1兆2700億円と過去最高を記録。この10年間で約8倍になっており、自治体によってはふるさと納税が大きな歳入(自治体の収入)源となっています。

 しかし取りあつかい量が増えたせいか、近年、返礼品の産地偽装の発覚も相次いでおり、自治体によっては偽装の発覚後、ふるさと納税の寄付額が大幅に減少したところもあります。

 長崎県諫早市では偽装が発覚した翌年、寄付額が前年度の約36%にまで減少。佐賀県上峰町では、同じく約26%に減少しています。

 さらに前述の長野県須坂市では、偽装があったことで、総務省によりふるさと納税の制度から除外されてしまいました。これにより同市は2年間ふるさと納税そのものができなくなり、市は大幅な減収を余儀なくされています。

近年、ふるさと納税であきらかになった産地偽装の例

沖縄県恩納村 ('22年)
宮崎県産のしいたけを県産と表示

山口県山口市 ('23年)
インドネシア産のまぐろによる「鉄火丼の素」を国産と表示など)

長崎県諫早市 ('23年)
市内産でないシャインマスカットを諫早市産と表示、県外産の和牛を「ながさき和牛切り落とし」と表示

宮崎県都城市 ('23年)
ブラジル産やタイ産の鶏肉を宮崎県産と表示

佐賀県上峰町 ('23・'24年)
県外産の和牛を県内産、長野産や山形産などのぶどうを「九州各地」と原産地表示)

鹿児島県志布志市 ('24年)
県外産の豚を「鹿児島県産黒豚」と表示など

長野県須坂市 ('25年)
市外産フルーツを市内産と表示など


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