鈴木姓発祥の家と伝わる鈴木屋敷など文化財が多く残るこの地域に、ボートピア(場外舟券売場)の建設計画がもち上がりました。 地元では反対の声が上がっています。 ボートピアは競艇の勝舟投票券(舟券)を買うことができる施設で、競艇の公式ホームページ「BOAT RACE」によると、全国に71か所。 和歌山県の近辺では奈良県御所(ごせ)市や大阪府泉佐野市に設置されていますが、県内には現在一つもありません。 今回、計画がもち上がっているのは藤白地区の国道42号線沿い、元パチンコ店のドラゴンボール跡地。 Yahoo!地図で見る 藤白在住の市議会議員・岡義明さんが昨年6月の市議会でこの問題をとり上げ、今年8月には計画の推進会社が周辺住民に資料を配布、説明を開始しました。 推進会社の資料によると計画されている施設はボートピアとしては小規模なものの、約370台分の駐車場を備え、来場者は年間で23万人(1日あたり640人)、1日あたりの売上700万円を見込むとしています。 ボートピアができるメリットとして自治体への売上の一部還元や雇用創出を挙げており、建物は熊野古道との整合性を考え、華やなかものにはしないとしています。 (1) (2) (3)
[2]記事一覧へ [0]トップページへ戻る |