Arikaina 2016/12 こども食堂有田に[2]

有田地域で連続オープンへ
海南でも動きが

 有田川町のこども食堂は、12月に初開催。「岩出市で私の知人がこども食堂を始めて。私もシングルマザーですし、地元でできればと(中心となって活動する同町の永岡真由美さん)」

当初は永岡さんを含め、5名のボランティアで運営。12月開催の様子を見て、1月以降も続ける予定です。

また、有田川町以外の場所での開催にも意欲的です。「将来は『有田で毎日どこかで開催している』位の状態を目指しています。協力してくれる方、場所のご提供、大大大募集中です!(同)」

 有田地域では他にも、有田市では和歌山大学の協力によりオープンするカフェ内で、1月にこども食堂を開始予定。

また前述の新家さんによると、海南市でもオープンさせる動きがあるそうです。

それほど資金もかからない?
そんなに広い場所でなくともOK

 県ではこども食堂に関する助成制度も開始していますが、新家さん達が運営する和歌山市のこども食堂は全てボランティア&手弁当。

スタッフは30〜40代の主婦が中心になっています。「みんな自分とこもメシせなあかんのに、来てメシ作ってくれる。作る方も楽しんでしてくれてるんです」

1回におおむね40〜80食分を用意します(想定される人数+20〜30食ほどを目安にされているそうです)。食材は多くは寄付でまかなわれ、集まった食材を元に献立を決定。

買い足す食材は1回につき3000〜8000円ほどで、それで収支はほぼトントンとか。

会場とする場所も、調理設備があれば必ずしも広い場所でなくてもできるそうです。

「大きく広げなくても良いんですよ。何人来たとか、人数の問題やない」
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Arikaina
2016/12号
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