中紀地方に関連する変更としては、特急「くろしお」の停車駅が増加する一方、きのくに線の和歌山〜御坊間の一部が湯浅までに変更になります。 発表によると「くろしお」の一部の便が箕島・藤並・湯浅・南部の各駅に停車するようになります。 停車するのは、上りが新大阪発11時15分・14時15分の2本と、下りが白浜発12時20分・14時20分・16時20分・17時20分の4本です。 一方普通列車のきくのに線では、和歌山〜御坊間の10時〜16時に運行されている便の一部が湯浅までに変更になります。 ただしこれは「休便」となっており、「利用状況次第では、また(元の御坊までに)戻す可能性もあります(同社和歌山支社広報)」とのことです。 春のダイヤ改正ではこのほか、現在2本運行されている早朝(4時・5時台)の御坊発〜和歌山の便が1本に。 また終電も0時3分和歌山発のきのくに線が、23時31分発に変更と30分繰り上げになります。 新ダイヤは3月13日(土)から実施されます。 「くろしお」落ち込み激しく 2月から大幅に減便 一方このダイヤ改正に先立ち、新型コロナウイルスの影響で「くろしお」は2月から大幅に減便中。 従来は1日36本だったところ、24本になっています。 中には新大阪着9時22分・白浜着20時55分など、通勤・通学時間帯の便も今回の休便に含まれています。 JR西日本の発表によると、年末年始(12月25日〜1月5日)の「くろしお」の利用状況は前年比わずか33%。 同社広報によると普段もおおよそこれくらいの状況で、普通列車より特急の方が落ち込みが激しいとのことです。 今後状況が好転すれば便数を増やすとのことですが、一気に通常の本数に戻すのか、段階的に戻すのかは、まだ未定とのことです。 前の記事 [3]和歌山バスがダイヤ改正
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