京阪神に緊急事態宣言が発令され、和歌山県でも「不要不急の外出自粛」が呼びかけられていた今年のゴールデンウィーク。しかしそうした呼びかけも空しく、各地の観光地は人出でにぎわったようです。 ※記事の内容は5月5日現在のものです。 昨年のGWは休業していたマリーナシティ。今年は恒例の花火は中止になったものの、GW中も営業。 連休中盤の5月4日、マリーナ入口の交差点には「駐車場なし」の表示が。本紙がざっと車を流して駐車場を見たところ、県外ナンバーの車が目立ちました。 ツイッターでは「マリーナシティが大混雑」「駐車場待ち渋滞ヤバい」など、混雑ぶりを伝えるツイートがあふれていました。 ツイッターではほかにも「イオンモール和歌山が混雑している」という内容のものや、「県外ナンバーが多い」といったツイートが目立ちました。 生石高原に観光客 町が注意喚起する事態に 生石高原では連休中に観光客が増えて渋滞が発生しているとし、紀美野町がホームページで「路駐しないでください」と呼びかける事態になっています。 同町によると近場の旅行先として選ばれているとみられ、去年の秋から観光客が急増。今のところ入山制限のような措置はとっていないものの、今後、県内でまん延防止措置や緊急事態宣言が出た場合は変わるかもしれないとのこと。 高原内のレストハウス「山の家おいし」も、通常通り営業しているとのことです。 県では、大阪の飲食店が時短営業することで「県外からお客が来ている」とし、和歌山市内の飲食店に時短営業を求めていました(*1)。 一方大阪では、緊急事態宣言にあわせてUSJや海遊館など多くの観光地が休業。和歌山市は連休中に、商業施設でどの程度県外からの流入があるか調査するとしていました(*2)。 しかし連休に入ってから調査するのでは、どうやら遅かったようです。
参考=紀美野町ホームページ「生石高原で交通渋滞が発生し、駐車場も満車となります!!」(www.town.kimino.wakayama.jp/sagasu/sangyoka/kankosangyo/oishikogen/1258.html) 前の記事 [3]海南高原CCに大型風力
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