Arikaina 2011/4 東海・南海地震に備え[3]
 現在、海南市で計画されている「直立浮上式津波防波堤」。

普段は海面の下に隠れていて、津波が来た際にスイッチを押すと、約10分で海面上7メートルまでせり上がるようになっています。

しかし、想定しているマグニチュードは8・6。

今回の大地震は、それを上回る規模のものでした。

東北を襲った大津波は、巨大な防波堤をも次々に打ち砕いてしまいました。

 しかし防波堤がムダというわけではない、と都司さんは言います。

「壊れてしまった防波堤も、津波の勢いをそぐ効果は間違いなくあったはずです。

今計画されているようなものも、東海・南海がそれぞれ単独で起こったような地震なら十分効果があるはず。決してムダではありません」

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Arikaina
2011/4号
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