「とにかく高い所に逃げる。25メートル以上の所に逃げる。 18年前の北海道・奥尻島の地震の時には、家の屋根の上に逃げた人がかなり助かりました。 今回は、ほとんど助かっていません。とにかく高い所へ逃げるしかありません」 都司さんはその上で、地震対策を進めるべきだと言います。 「被災地のある地域では、普段から子供たちにお父さん・お母さんがいなくても高い所に逃げるようにと教えており、今回、その教えが生きました。 他の所では、家族を待って犠牲になった子供も出ていると思います。 超巨大地震に対しては、他のことはともかく命が助かることを考えるべきです。 とにかく高い所、25m以上の所に逃げる。 しかし東海か南海単独のような地震なら、対策次第で命以外のものも助けられるかもしれない。 海に近い地域の人には、そういう心がけを持って住んでほしい」 参考=「2004年インドネシア・スマトラ島西方沖地震津波の教訓」'05都司嘉宣 [6]前に戻る (1) (2) (3) (4) 前の記事 [3]避難ごくわずか…
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