Arikaina 2013/5 稲むらの火の館に3300万円[2]
 しかしこれだけ来館者が増えても館の運営は赤字が続いており、広川町では毎年約500万円ほどを赤字補填に充てています。

「教育施設ですので…(来館者の人数がどれくらいになれば採算がとれるのか、との本紙の問いに)それは、何とも言えません(館長)」

赤字運営が続くにも関わらず、今回の3D映像のリニューアルにかかった費用は3300万円。入場料の値上げも、現在の所は検討されていないとのことです。

 「開館前は年間1万人ほどの来館者予想でした。現在は当初の予想をかなり上回る来館者で、スタッフは忙しくしています」

広川町が誇る、浜口梧陵と「稲むらの火」に象徴される防災精神の歴史。

館がそのPRに役立っているのは間違いないと言えそうですが、現状のままでは、当分赤字運営が続いて行くことになりそうです。
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Arikaina
2013/5号
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