Arikaina 2014/01 浮上式防波堤、追加工事か[3]
その結果、従来通りの計画でも津波による衝撃には耐えられると判断されました。

 しかし浮上式防波堤のキモとも言うべき、防波堤の「浮上・沈降」について委員からさまざまな意見が。

「地震で揺れた後できちんと動くのか」

「新しい被害想定からすれば、(海南に押し寄せる)津波が浮上式防波堤を乗り越えるのは間違いない。きちんと浮き上がることができるのか」

「浮いたとしても、すぐ倒れてしまっては困る」

といった意見が出され、これらの対策として

①防波堤のある海底部分の地盤を強化する工事をする必要がある

②現在の計画では(浮上する)鋼管をコンクリート等で箱状のものを作って囲う(フルキャスト化)ことで、地盤が変形しても鋼管が曲がらないようにするーー

といった大幅な追加工事が必要となる意見が、委員会から出されることになりました。
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2014/01号
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