消えゆく"企業支援"の灯 取材中、ある入居者は「お客さんも海南市内が多いのでできれば市内での移転を希望しているが、場所が見つからない」と話していました。 本紙が把握できているだけでも、立ち退きによりリサーチラボを退去した後、海南市外(主に和歌山市)に移転した事業所は少なくありません。 「できる限り財政負担の軽減が図られる方法を選択することが重要」と海南市の基本計画にも書かれている通り、既存の建物を利用するため、検討された候補地の中で最も費用が少なく済む計画だったリサーチラボへの移転。 しかし移転費用は軽減できたものの、その代償に企業や事業所を市外に流出させる結果になってしまいました。 [6]前に戻る (1) (2) (3) (4) (5)
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