Arikaina 2014/9 風車大赤字[1]
結局大赤字
鷲ヶ峰コスモスパークの風車が撤去

 有田川町にある町営の風力発電施設・鷲ヶ峰コスモスパークの風車が、老朽化などを理由に撤去されることになりました。

14年間に渡って運営されてきたものの、結局採算には見合わず、大きな赤字を出して終焉することになりました。

コスモス畑から風車をのぞむ
(昨年9月撮影)


 鷲ヶ峰コスモスパークは、同町の標高586・2メートルの「鷲ヶ峰」山頂にある公園。
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その名の通り広いコスモス畑で知られており、毎年コスモスが満開になる9月〜10月には多くの観光客が訪れています。

コスモスパークの風車は平成12年に操業を開始。

発電事業のみならず、コスモス畑と並ぶ公園のもう1つの名物にもなっていました。

町では風車により発電された電気を関電に売電していましたが、その額は年平均約400万円。

風車の設置にかかった費用は約1億5000万円で、

今回の撤去費は約1000万円。

点検・修理など、維持費も年間300万円ほどかかっていました。

「大きな修理などすると、その年の維持費も出ないような状態でした(有田川町商工観光課、以下カッコ内同じ)」
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2014/9号
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