Arikaina 2014/9 風車大赤字[2]
跡地は基礎だけに
風車の再建「もうありません」

 コスモスパークの風車はドイツの風力発電大手・エネルコン社製で、最近の風車に比べるとかなり小型のもの。

「鷲ヶ峰の山頂まで運ぶ都合上、大きなものは設置できなかったんです。現在ではもう、あのサイズの風車は製造されていません」

サイズが小さいと発電量も低くなるため、売電できる量も限られることになります。

「もっと大きな施設でないと、風車で採算をとるのは難しいでしょうね」

ここ1年半は故障により運転せず、修理もされず停まったままに。

復旧するにも莫大な費用がかかるため、撤去が決まったとのことです。

 跡地には、風車の基礎部分だけがそのまま残されるとのこと。

「(風車の再建は、との問いに)もう、無いでしょう」

コスモスパークでは9月8日から撤去工事を開始、工事終了まで休園するとしています。
[6]前に戻る
(1) (2)
次の記事 [4]弁護士無料法律相談
前の記事 [3]避難指示HPに告知せず
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2014/9号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス